旅先でイベントに参加するという楽しみ方

お祭りで太鼓をたたく人 旅先での楽しみ

旅先の楽しみ方のひとつとして、現地でのイベントに参加することをオススメしています。

ポイントは、旅先の地ならではのイベントを選ぶことです。

今回は、旅先の地ならではのイベントをわたしがオススメする理由と、わたしがよく参加する旅先イベントをご紹介します。

なぜイベントを選ぶのか

観光地巡り好きな人
観光地巡り好きな人

せっかくだから観光地行こうと思ったけど、なんでイベント?

と思ったでしょうか。

なぜわざわざ旅先でイベントに参加することを紹介しているか、その理由を説明します。

特別感があって思い出に残るから

イベントに参加した旅は、いつもの旅とちょっと違うので思い出に残りやすいものです。

旅先で、ちょっとしたイベントが発生した旅って、なんとなく記憶に残っていませんか?

旅のもの
旅のもの

五右衛門が茶屋の娘に一目ぼれして連絡先を聞いてたのは忘れんでござる

有名な観光地を回って写真を撮るだけの旅行だと、ありがちな旅になってしまいます。

イベントは、食べ物や建物などの「モノ」の体験に、「コト」体験を加えてくれます。

「ハレ」の日を楽しめるから

突然ですが、みなさんは「ハレ」と「ケ」という言葉を聞いたことがありますか?このような意味で使われる言葉です。

ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、(褻)は普段の生活である「日常」を表している。

ウィキペディア 「ハレとケ」より引用

民俗学者の柳田國男さんによって提唱された価値観のひとつです。

先生
先生

「晴れ着」とか「晴れ舞台」なんて言葉の由来でおじゃる。

旅をするあなたにとっては、旅の日は非日常、つまり「ハレ」の日です。

一方で、旅先のレストランの人、お土産屋の店員さん、ホテルのスタッフさんにとってその日は日常、つまり「ケ」の日になります。

旅先であっても「ハレ」だけに染まることはなかなかありませんが、そこにイベントが加わると、雰囲気は一気に「ハレ」になります。

イベントに参加して、「ハレ」に染まった雰囲気で旅を盛り上げてみてはいかがでしょうか。

なぜ「その土地ならでは」にこだわるか

田舎を走る電車

イベントと聞くとコンサートや花火大会などをイメージしがちですが、私が好きな旅先イベントは、「その土地ならでは」や「その地域の住人向け」のイベントです。

なぜ、その土地ならではのイベントが好きなのかを紹介します。

その地域のひとの暮らしやつながりを感じられるから

その地ならではのイベントでは、住人の生活を感じることができます。

例えばお祭りをイメージしてみましょう。

地元の子どもたちが走り回っていたり、おじいちゃんおばあちゃんたちが集まって話をしていたり。お父さんたちはそのまま仲間たちとお酒を飲みに行くかもしれません。

生活の様子が垣間見れます。大規模なコンサートでは感じられない、人とのつながりや温かさを感じられます。

「観光客向け」ではないところに面白さがあります。「観光客向け」イベントは、得てして同じような体験に落ち着くものです。

旅先で刺激が欲しい方は、「地域住民向け」のイベントを探してみてください。

そこでしかできない体験だから

文字通り「その土地ならでは」のイベントなら、そこでしかできない体験ができます。

その地に行かなければ体験できないのですから、旅がぐっと濃くて貴重なものになります。

欲しいもん
欲しいもん

突然ですが、旅先ならではと感じた私の体験ご紹介!

少し前、トリーアというドイツの街に行きました。ポルタ・ニグラという、世界遺産にもなっている古代ローマ時代の建物がある街です。

この日、トリーアでは町の中心広場で、自動車レースのひとつ、世界ラリー選手権(WRC)の表彰式が行われていました。

トリーアの世界ラリー選手権表彰式

驚いたのは、街の中心広場の中をラリーカーが走ってパレードをしていたことです。世界遺産ポルタニグラのアーチを走ってくぐっていきます。

こんな街の中心で、レースカーが堂々と走ることなんて日本ではなかなかありません。

東京駅前の広場をレースカーがパレードしているようなもの?世界遺産の横を走るという意味では姫路城の門を走り抜けているようなものでしょうか。

ヨーロッパならではの文化を感じ、日本では体験できない瞬間に立ち会えた感動を今も忘れられません。

おすすめイベント紹介

スタジアムの観衆

さて、「イベントおすすめ!」と言われてもイメージしづらいと思いますので、参考に私が好きな旅先イベントを紹介します。

お祭り

お祭り系は定番です。街の雰囲気が晴れやかで、非日常を楽しむにはもってこいです。

なによりも、お祭りはコスパ最強です。ほとんどのお祭りが入場料なく、ご飯もお安く、地域特産品を楽しむこともできます。

花火大会や日本中に名が知れたお祭りではなく、ちょっと小ぢんまりとしたお祭りが良いです。新聞社主催とかでなく、地元の商店街や地域振興会とかがやっているようなお祭りですね。

程よい手作り感と、人が多すぎず不便しないことが、地域のお祭りを好きな理由です。

大学の文化祭なんかも面白かったりします。関西の学園祭はノリが良いので個人的には好きです。

スポーツ観戦

スポーツ観戦は商業化された大規模イベントではありますが、地元の人が来ていることが多く、日常の中の非日常を感じやすいところです。

勝った、負けたのような非確定要素もあるので、台本のあるイベントとは違った楽しさもあります。

スポーツの中でも特にプロ野球は開催頻度が高く、ちょうど旅先にいる日にその地域の球場で試合をやっていることが多いのでよくチェックしています。

〇〇ドーム行った、などはスポーツニュースで球場が映るたびに思い出すことができるので、旅の思い出を振り返りやすいのもポイントが高いです。

まとめ:旅先の地ならではのイベントに参加しよう

旅先でイベントに参加するという楽しみ方を紹介しました。

特に、旅先の地ならではのイベントに参加するのがオススメです。

その地に、その日に行ったからこその思い出を作ってみてください。いつもの観光地を巡るだけの旅とはちょっと違った思い出ができること間違いなしです!!

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