本は好きだけど、お金がないからそんなにぽんぽんと買えない…
知識を増やして立派な人になりたいけど何をしたら良いかわからない!!
今回はそんな人向けの記事です。
本をよく読む人も、普段は本を読まない人も、この記事で紹介する読書法を試して爆発的に知識を増やしてください。
本から知識を得るのに大切なことは次の3つです。この3つさえ意識すれば読書で得られる知識量が一気に増えますよ。
- 出会う情報を増やす
- 良質な知識として定着させる
- 知識の強化を続ける
そしてこの3つの環境を実現する方法としてオススメする読書環境は、まず図書館で本を借りてきて、定期的に読み返したいと思った良書は購入する方法です。
それでは、本を読むのに意識すべき3つのポイントと、上記の読書法がなぜオススメかを紹介していきます。
出会う情報量を増やすために
得る情報を増やすことは大事です。選別しないにしても得られる情報は増えますし、選別できるほどの情報を集めることで、知識の質を高めることができます。
出会う情報の量を増やすためにはどうすれば良いか、紹介します。
読める本の数を多くする
シンプルに、本を読む量を増やしてみましょう。
年に一冊ぐらいの本を読む人は、一か月に一冊の頻度に挑戦してみましょう。一か月に一冊の人は一週間に一冊…と。
図書館で本を借りると、返却期限が決められています。だいたい2週間以内に読み切らなければいけないことが多いので、図書館で本を借りる習慣が身につけば、少なくとも2週間に一冊は本を読む生活ができます。年間24冊は本を読む計算ですね。
雑誌読み放題サービスを活用するのも、情報量を増やすためにオススメです。かなり安価に、アクセスできる情報の量を一気に増やすことができます。定期的に新鮮な情報に触れられる良さもあります。
雑誌読み放題サービスの特徴については、以前の記事「旅好きにはピッタリ!雑誌読み放題サービスのススメ」で紹介していますのでご覧ください。
いつでも読める環境をつくる
いつでも本を読める環境を作りましょう。身近に本があることに慣れると、本を読むのが当たり前の習慣が身につきます。
料理を仕込んでいる時間や通勤・通学の時間など、いわゆる隙間時間にも本を読める環境に身を置くと、本を読むための時間が圧倒的に増えます。
図書館に行って本を読むのも良いですが、いつでも手元にあると本を読み終える期間を短くできます。読む本を購入すればいつでも手元に置いておけますが、何から何まで買っていてはお金が足りなくなってしまいます。要らない本も増えてしまうかもしれません。
図書館で本を借りてきて、返却までは持ち歩くようにするとちょうど良いかなーと思っています。
良質な知識として定着させるために
外からやってくる情報を自分の知識に変え、定着させることが大切です。情報と出会う量を増やすのは大事ですが、情報をひたすら拾ってくるだけでは雑多な情報だけ増えて、良質な知識が身につかないということにもなりかねません。
良質な知識を定着させるためにはどうすれば良いか、紹介します。
良質な情報には繰り返し触れる
良質な情報に出会ったら、定着するまで繰り返し触れることが大事です。
例えば試験で良い点を取るためには、問題集を一周したら次の問題集に移るよりも、同じ問題集を全問正解できるまで繰り返すことが効果的です。解法が自分の中に定着するからです。
この考え方とっても良い!自分の中に定着させたいなぁ…
そう思える文章に出会ったら、繰り返し読めるように工夫しましょう。
書籍なら、買ってしまうのが一番手っ取り早いです。良書はいつでも読める環境においておきたいです。
情報を選別する
知識を良質にするためには、情報を選別するプロセスが欠かせません。良質な情報が良質な知識をつくりますから、良質な情報を選ぶ(良質だと判断する)スキルがとても大切です。
インターネットが普及した現代では、情報に触れやすくなっているため、質の悪い情報に触れる機会も必然的に多くなってしまいます。加えて、SNSの普及で人の声や意見が世の中に伝わりやすくなっているため、当たり障りのない情報の割合が多くなっているようにも思います。
マスコミも視聴者稼ぎのわかりやすい記事ばっかり…
また、良質な情報ほど自分の頭の中で考えさせてくれます。自分で考えに考えて得た知識ほど良質で定着しますから、自然と考えさせてくれるような良質な情報には敏感になっておくべきでしょう。考えさせられる情報かどうかで、良質な情報かどうか見極めることもできます。
良質な情報を選ぶスキルは一朝一夕では身につきません。たくさんの情報に触れるうちに、情報の価値を判断できる能力も加速度的に増えていきますから、良質な情報を選別できる自信がない人は、まずは触れる情報の量を増やしてみましょう。
知識の強化を続けるために
知識の強化は、生涯にわたって継続することが大事です。勉強に勤しんだ学生時代の期間も、大人になればそれ以上の期間を過ごすことができます。必死になれば、学生のとき勉強したことよりもはるかにたくさんのことを学べます。
知識の強化を続けるためにはどうすれば良いか、紹介します。
情報コストに気を配る
情報を得るためにかかるコストを意識してみましょう。いくら良い情報だとしても、10万円も100万円もするようでは、一生のうちに何回も買えるものではありません。
生涯にわたって学び知識をつけるために、ずっと続けられる方法を考える必要があります。持続可能性ってやつです。
この点では、図書館はとても価値があります。無料で本が読むことができ(税金は払っていますが…)、時間が許す限りはお金をかけずに情報を手に入れることができます。死ぬまで学び続けるための強力なパートナーになってくれます。
「本は資産だから買わなきゃダメだ」という方もいますが、お金も無限にあるわけではないですから、図書館を有効活用すべきだとわたしは思います。お金がないからと言って買わずに読まないよりも、借りてきてでもまずは情報を手に入れてみてください。その後で、良書だけ買うようにする工夫をすれば良いのです。
情報への「投資」という考え方を持ってください。例えば1000円の本を買うとき、それを読んだことで1000円以上の価値を手に入れられるかどうか、意識してみてください。投資についての考え方は「人生を変える『投資』の考え方」の記事でも紹介しています。
勉強するモチベーションを見つける
勉強を続けるには、目的や目標、モチベーションを設定しましょう。
なんとなくやってみた、ではモチベーションが保ちづらくなってしまいます。「〇〇について知りたい」が理由なら、「〇〇について知って、××をしたい!」と行動までイメージしてみましょう。未来の自分を思い描きやすくなり、モチベーションになります。
勉強しているうちに目的を忘れがちで、気持ちがだれてしまうこともあるでしょう。結果が出ないうちは辛いですよね…そんなときでも、はっきりと決めた目的があれば、その目的に向かって頑張るんだという意志が後押ししてくれます。
まとめ:(ネット)書店と図書館、雑誌読み放題サービスを使い分ける
今回は、本から知識を得るために大切な3つのステップと、それを実現するための読書環境について紹介しました。
わたしがオススメしている読書法は、まず図書館で本を借りてきて多くの情報に触れ、その中で出会った良書は購入する方法です。読書の習慣がない人は、まずこの環境を真似してみましょう。
図書館は、情報を得るためのコストが他の追随を許さないほど安く、とにかく多くの情報を手に入れるためには欠かせません。
いつまでも手元においておけないという弱点も、良書や気に入った本だけ購入することで補うことができます。本を購入する前のレビューとしての役割も期待できるでしょう。車の試乗みたいなものでしょうか。
読書は最強の自己投資です。他人の経験をすべて自分の経験にできる魔法です。たくさん読書をして、爆発的に知識を身につけましょう!