
今度の海外旅行、レンタカー借りて車で移動したいけどどうすれば良いのだろう…

海外で運転か…考えたこともなかったなー
海外旅行でレンタカーを借りてクルマを運転するための流れを紹介します。
意外と簡単で、車を運転しやすい国・地域を選べばそれほどハードルは高くありません。行動範囲が広がるので、検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、日本で準備をするところから、流れを見てみましょう。
国際免許を取る

まずは国際免許を取るところからスタートです。日本の運転免許証をお持ちの方なら、意外と簡単に取れます。
ちなみに、日本の運転免許だけで運転することができる国や地域もあります。行き先が決まっているなら、一度確認してみましょう。
国際免許の有効期限は1年です。
免許センター等で
周りの運転免許試験場や免許センター、大きな警察署で受付していることが多いです。
自分の住んでいる地域ではどこが受付場所になっているかは、各都道府県警察のサイトで確認できます。
手数料を払うだけでOK
申請受付場所に行って、必要書類を提出して交付手数料2,350円(2020年9月)を支払えば、交付可能です。
国際免許証サイズの証明写真や、パスポートなどを持参する必要がありますので、必要書類は事前に確認しましょう。受付場所の情報と同様に、都道府県警察のサイトに記載されています。
各国の交通ルールを学んだり試験を受けたりは、国際免許証を取得するのには必要ありません。

時間もかからないので、「あっ、こんなもんなのね」って拍子抜けするぐらいです。
レンタカーを借りる

旅の行動計画が決まり、パスポートや国際免許証も取得できたら、次はレンタカーを借りるステップです。
予約のしかた
海外レンタカーの予約は、日本からウェブサイトで行うことができます。一括検索サイトから探すのがオススメです。
各レンタカー会社のサイトから直接予約しても良いのですが、希望の日時に空いているか調べるのに各サイトを調べていては時間がかかってしまいます。
「rentingcarz.com」「Rentalcars.com」「Skyscanner」あたりの一括検索サイトを使えば、ほとんどのレンタカー会社から検索できます。日本語でも探せます。
規約に注意
海外でのレンタカー予約にあたっては、規約をしっかりと確認しておきましょう。
日本と海外では商習慣が大きく異なるので、日本で当たり前のサービスは受けられないものだと思って予約するようにしてください。
追加料金が後でクレジットカードからひかれているのも、海外レンタカーあるあるです。追加料金がかかるかどうか、使用時にしっかりと確認しておきましょう。
カーナビに注意
予約時は、カーナビの有無に配慮しましょう。
日本でレンタカーを借りるときにはカーナビがついているのが当たり前になってきていますが、国・地域によってはカーナビがオプションとなっていることが多くあります。
グーグルマップをカーナビ代わりに使うという手もあります。自分で持って行ったスマホなら日本語で案内してくれるので安心です。

スマホナビにするなら、スマホが使えなくなったとき、電波が入らなくなったときにどうするかは考えておきましょう。
運転の準備

レンタカーの予約も終えたら、あとは現地での運転に備えます。
事前に準備しておくべきことを紹介します。
現地の交通ルールを覚える
なんと言っても大事なことはこれ、現地の交通ルールを可能な限り把握しておきましょう。
交通法規をすべて把握するのは現実的ではないでしょうが、日本と大きく異なる部分をしっかりと調べておきましょう。ガイドブックやネットをしっかりと調べましょう。
例えば、赤信号でも左折(右車線の国では右折)可能な国があったりします。そのほかにも、日本とルール異なるところも国によってところどころあります。

とにかく安全第一!!ケガをしてしまっては、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
駐車場事情を知っておく
旅行先の国・地域の駐車場事情はあらかじめ調べておきましょう。
訪れる観光地がすでに決まっているなら、駐車場があるかあらかじめ調べておきましょう。公式サイトや現地案内ブログを調べるとだいたい把握できます。
運転していてあまり困ることはありませんが、だいたい駐車場所で困ります。迷ってグルグルしている時間ももったいないので、下調べは重要です。
レンタカー旅オススメの国・地域

レンタカー旅にオススメの国や地域を紹介します。
海外での運転に慣れていない人でも運転しやすい国、車移動で街を巡りやすい国が、レンタカー旅にオススメです。
アメリカやヨーロッパなど、インフラが整っている国はオススメです。
アジアの国は、観光での運転はあまりオススメしません。運転が荒かったり、バイクが多かったり、道路インフラが整っていなかったりで、現地の交通事情に慣れていない人には大変です。
ハワイ
ハワイはだいぶ運転しやすく、海外での運転デビューにオススメです。
ハワイでの運転は、日本の免許証があれば可能です。国際免許証を取りに行く必要がありません。
道幅も広く、交通量的にも余裕があり、運転しやすさもあります。駐車場のある観光地が多いので、車を停める場所にもほとんど困りません。
ノースショアなど、ホノルルの市街地から離れた場所へ行くときにもかなり便利です。
海岸線にしても内陸地にしても、ハワイの自然の中を走るのは何にも代えられない特別感があります。
ヨーロッパ
ヨーロッパの国々、特にドイツあたりはオススメです。
道路網が整備されていて、都市や国をまたいだ移動をしやすいので、効率よく移動することができます。
例えば、ベルギーに泊まって日中はドイツで遊び、夕方ぐらいにルクセンブルクに寄って帰ってくるなんてことも可能です。
運転マナーも良く、かなり運転しやすいです。当然、自分にもマナーの良い運転が求められます。
ドイツには自動車会社の自動車博物館もところどころにあるので、車好きなら行くしかないですね。ベンツやBMWのレンタカーもたくさんです。
まとめ:レンタカー旅で海外旅行の自由度が一気に増す
海外旅行でレンタカーを借りてクルマを運転するための流れを紹介しました。
移動手段にレンタカーが増えると、旅の自由度が一気に増えます。
慣れないところで運転するのは大変ですし、責任も増えます。何かあったときに対処する能力や胆力も必要です。それを把握したうえで、レンタカー旅も検討してみましょう。
レンタカー旅をしてみると、海外旅行の新たな楽しみを発見できます。