今回は、旅の宿泊地として民泊を選ぶことについて考えてみます。
できるだけ安く旅行に行きたいんだけど、宿泊費抑えるコツとかないかな…
民泊とかAirbnbとか気にはなってるけど、まだ使ったことはないわ
こんな方にオススメの記事です。
安い旅行をしたいときや、長期にわたって旅先に滞在したいときには民泊がオススメです。
民泊の魅力と予約時の注目ポイントを紹介します。
民泊とは
そもそも民泊とはいったいどんなものでしょうか。名前は最近聞くけれども、いまいちわかっていない人も多いのではないでしょうか。
居住用の建物に泊まれるサービス
民泊とは、マンションの一室や一軒家などの、いわゆる「民家」にゲストが寝泊まりする宿泊スタイルです。
ホテルや旅館などの宿泊専用施設と異なり、もともと居住用に建てられた家を宿泊施設として利用しています。
海外の一部の地域では、以前から民泊が一般的でした。
日本国内では、法規制の整備もあり、しっかりとしたビジネスとしての立場を確立しつつあります。安心して利用できるようになってきています。
民泊のことを、海外では”Vacation Rental”と言います！休暇期間中に、リゾートなどの別荘を借りるイメージですね。
民泊の魅力
民泊の魅力を紹介します。すべての民泊が該当するわけではないことに注意してください。
宿泊施設としては安め
ホテルや旅館に比べ、安いことが多いです。
ホテルに比べて安くないならホテルに泊まるわ～
という人が多く、市場原理が働くためですね。
リゾート地や温泉街などで高級ホテルや高級旅館が建ち並ぶエリアでは、特に民泊の安さが目立ちます。
ビジネスホテルやカプセルホテルなどが多い都心などでは、民泊と言ってもそこまで安くなかったりします。
宿泊場所候補が増える
民泊も含めて宿泊場所を探すと、候補がとても増えます。
民家なんてどこにでもあるので、そりゃそうですよね。
交通網が発達している都心などではそこまでありがたくはないですが、観光地やリゾート地などでは候補が増えると助かります。
お目当てのお店の近くに泊まれるとか、駅やバス停の近くに泊まれるとか。一方で駅の近くには泊まりたくない、という人が探すのにもちょうど良いでしょう。
キッチンや家電がある
民家なので、キッチンや家電があることがほとんどです。
キッチンがあれば、食材を買ってきて自分たちで料理することができます。旅先で鍋パーティーがしたいとか、部屋でゆっくりくつろぎながら、人に邪魔されずご飯が食べたいときにちょうど良いです。
洗濯機があれば、長期滞在で洗濯をしたいときに重宝します。旅行に持って行く服を減らしたいと気にも良いです。一回分が袋に小分けされた洗剤も売っていますので、わたしはいつもそれを持って行っています。
ゲストハウスに泊まったことがある人は、ゲストハウスの環境をイメージするとそれに近いですよ～
暮らしている感が味わえる
普通のお家で寝泊まりするので、そこに暮らしているような気分が味わえます。
戸建てタイプの民泊なら、一軒家での生活をしているように泊まれます。マンションの一室なら、周りの住人と同じ建物の中にいる分、生活感をより強く感じられます。
旅先の地で暮らすように旅をすると、現地の生活や文化に触れることができ、思い出に残る旅になります。
一緒に行く人が普段どんな感じで暮らしているかもなんとなく見えてきて面白いです。
民泊の注意点
民泊は価格の魅力もある一方、注意しなければいけない点もあります。せっかくの旅行で嫌な思いをしないために、民泊の注意点を事前に把握しておきましょう。
ホスト（経営者）によってサービスがまちまち
民泊は、個人がホスト（経営者）になっている場合が多く、受けられるサービスや部屋の質はそのホストによってまちまちです。
お客さんのことを考えているホストもいる一方で、適当なホストがいるのも事実…
誰もが、毎回、同じような安定したサービスを受けることは期待できません。
当たりはずれがあることを理解して、予約時にしっかりとチェックするようにしましょう。
ホテルチェーンの安心感に慣れている人は特に注意！
期待しすぎない
民宿はホテルに比べて安いのが売りですから、ホテル並みのサービスは期待してはいけません。
値段相応、と心得てください。
値段以上の民泊物件に巡り合えたらラッキー！ぐらいの気持ちで。
わたしの周りにも上を見てキリがない人がいますが…相応である、ということを意識した方が良いといつも思います。足るを知ることが大切！
民泊施設の中や周辺で騒がない
民泊で泊まる部屋、物件の周りは民家です。住宅街にあることが多いです。
周りの人たちは普段どおりの生活をしていますから、迷惑をかけないように静かに過ごしましょう。
マンションの共有部で騒ぐなんてもってのほか。部屋に入るまでは声を抑えめに。
民泊の予約方法
民泊を実際に予約する方法です。
Airbnb
さまざまな民泊検索サイトがありますが、オススメはやはりAirbnb。とりあえずAirbnbで探しておけば間違いないでしょう。
掲載数が多く、探しているのに近い物件を見つけやすいです。
また、民泊サイトには、宿泊ゲストを評価するシステムがついています。ゲストレビューを上げたい人なら同じ民泊サイトを集中して使った方が良いですから、そういう意味でもAirbnbに決め打ちで予約して良いと思います。
写真をしっかりと見る！
実際に泊まる部屋を選ぶ場合には、写真をしっかりと見るようにしましょう。
ゲスト思いの気が配れるホストなら、写真もしっかりと撮って掲載しています。部屋に自信があれば隠す必要もないので、すみずみまで写真が載っています。
雰囲気だけでなく、細かいところをチェックするのにも使えます。例えば、ベッドのサイズ感はどれぐらいか、風呂はシャワーだけかバスタブもあるのか、など、自分が使うシーンを想像しながらチェックしてください。
口コミもチェック！
口コミもチェックしておきましょう。サービスの当たりはずれが大きい民泊では、口コミも重要な判断ツールです。
悪い評価がついている場合、ホストからの説明文をゲストが読んでいなかっただけのこともあります。
ホストや部屋に問題があるのか、口コミを書いたゲストに問題があったのか、見極めながら口コミをチェックしましょう。
ホストからの説明文は必読！
予約候補をある程度絞れてきたら、各部屋のホストからの説明文には必ず目を通しておきましょう。
どの時間帯ならコミュニケーションが取りやすいか、部屋はどのように使ってほしいかなどが書かれています。
タオルやアメニティ類の有無、家電や食器などの備品についても説明があるのが一般的です。歯ブラシのようなアメニティだったり、ときにはシャンプーがないような部屋もありますから、「あれはあるだろう」と思いこまず要確認です。
民泊でトラブルになりやすいのは、ゲストがホストからの説明文を全く呼んでいないときが多いという話もあります。お互いのために、説明文の予約前チェックは必ず行ってください。
民泊初心者にオススメの都市
民泊って気になってはいるけど、なかなか一歩を踏み出せないわ…
それなら、こんな都市が民泊デビューにオススメ！
京都
京都は外国人客が多いために民泊も多いです。
なかでもオススメなのは古民家の民泊！町屋に泊まる体験ができます。
綺麗にリノベーションされている建物も多く、嫌な古さは全然ありません。
落ち着いた雰囲気の長屋で、日本らしさを感じることができます。一棟で借りられることが多いのもポイントです。
ハワイ
海外では、ハワイ、オアフ島がオススメです。
リゾートホテルが多く宿泊費が高めのハワイにおいて、民泊は安めに泊まれるので若者旅にはピッタリです。
海が見える部屋はあまり多くはありませんが、部屋から海が見られなくても良い人や、部屋で食事をすることが多い人にも民泊はちょうど良いです。
大きな家が多いので、大人数で行くときにもオススメです。ホテルなら何部屋かにわかれてしまうような人数でも、民泊ならひとつの家で過ごせる場合もあります。
まとめ：民泊で暮らすように旅をしてみよう！
今回は、民泊の魅力と予約時の注目ポイントを紹介しました。
ホテルに比べて安い分、フルサービスとはいきませんが、贅沢なサービスを求めない人には最高の選択肢です。
民泊を利用して、旅先で暮らすように旅をすると、観光地ではない一面も見えて思い出に残ること間違いなしです。
民泊をまだ経験したことがない人は、一度民泊を利用してみてはいかがでしょうか。新しい旅のスタイルに出会えますよ。
