東海、関西の方が東京ディズニーリゾート(TDR)に行くときの交通手段について、メリットとデメリットを考えてみましょう。それぞれ、オススメの予約方法も記載しています。
どの方法が良いとか悪いということはなく、みなさんが住んでいる地域や一緒に行く人の構成によってピッタリの方法が変わってきます。
自分が行くならどの方法で行きたいか考えながら、この記事を読んでみてください。
新幹線

新幹線で行く方法の長所と短所を考えてみましょう。朝イチで新幹線駅に向かいそこから東京駅まで新幹線、京葉線に乗り換えてワクワクしながら舞浜駅まで向かう、という方法です。
- 移動時間が短く、TDRで遊ぶ当日中の出発や帰着が可能。
- 新幹線の座席が広くくつろぐことができ、移動の疲れが比較的少ない。
- 新幹線の中で駅弁などを食べられるため、食事時間と兼ねることができる。
- ひとり当たりの料金が決まっているのに加え、新幹線の本数も多いため、予定変更がしやすい。
- 交通費が高め。
- 行きは早くても舞浜駅到着が9時ごろ、帰りは遅くても21時前後には舞浜駅を出発しなければならないため、開園までに到着や夜のショーを見てから帰宅ができないことが多い。
新幹線利用の場合だと費用が高くなってしまうのがネックですね。移動時間が短く疲れにくいなど、メリットは多いので、交通費をあまり気にしない場合は新幹線を一番の候補にして良いでしょう。
ただし、高くなりがちな交通費を、パッケージツアーに申し込むことでガクンと下げるお得な方法がありますので紹介します。日帰りディズニーの場合とお泊りディズニーの場合、それぞれ安く行ける方法があります。
JR東海ツアーズのディズニー日帰りパックが最強です!(2020年8月現在、コロナウイルスの影響で発売停止中です。最新の発売状況はJR東海ツアーズ公式サイトにてご確認ください。)
新大阪 or 名古屋駅から舞浜駅の往復(のぞみ指定席利用)とディズニー1dayパスポートを買うことを考えると、こんなにも違うんです。
別々で購入 | パック | 差額 | |
新大阪発 | 38,480円 | 28,900円 | 9,580円お得!! |
名古屋発 | 31,200円 | 21,900円 | 9,300円お得!! |
日帰り新幹線ディズニーならJR東海ツアーズ一択ですね。
お泊りディズニーなら、新幹線+ホテルのパックを予約して、別でチケットを買う方法がオススメです。
例えば、ディズニーパートナーホテル「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」(2人部屋)+各駅から新浦安駅の往復(のぞみ指定席利用)のひとりあたり合計料金を、とある日で比較してみました。
別々で購入 | パック | 差額 | |
新大阪発 | 34,580円 | 27,400円 | 7,180円お得!! |
名古屋発 | 27,740円 | 21,600円 | 6,140円お得!! |
新幹線を使うなら、パックを利用するのがオススメです。


三井ガーデンホテルプラナ東京ベイは、大人数ディズニーにオススメ!安いうえに、4人部屋&大浴場もあるので、夜遅くに帰ってきてもお風呂の順番待ちをしなくて良いです!
夜行バス

夜行バスで行く方法の長所と短所を考えてみましょう。前日の夜に乗車して、朝にTDRに到着するという方法です。
- 安い。平日なら往復5000円以下で行けることも。
- 移動時間と睡眠時間を兼ねることができる。
- 到着時間が早く出発時間が遅いため、バス便によっては、開園前からゲートに並ぶことや閉園ギリギリまで楽しむことができる。
- バスに乗ってしまえば、TDRまで乗り換えなく行ける。荷物が多いときも楽。
- バスの乗車場所が多いため、主要駅まで行かなくても良い。(特にJR高速バスは停留所が多い。)
- 学割を設定しているバス会社もあり。
- 移動時間は長い。
- 座席が狭いと疲れがたまりやすい。
- バスの中で寝られないと次の日がしんどい。
- 前日と次の日に移動する必要がある。
- 移動中に同行者との会話を楽しめない。
とにかく安く行きたい人にオススメなのはこの方法。開園前にはゲートに並びたい人もこの方法です。
シートが狭く過酷な印象のある夜行バスですが、最近は快適なシートのバスも増えてきています。3列シートなどで隣の人と接していないシートは、居心地が違いです。
気をつけなければいけないのは、金土日祝の夜行バスは価格が高くなりがちなことです。上述の新幹線パックプランと比べても2,000円ほどしか安くならないこともあるため、新幹線パックとの価格比較が必要でしょう。
私が高速バスを予約するときによく使う方法を紹介します。
- 比較サイトで探し、気になる便に目を付ける。
比較サイトで検索をかけると多くのバスから選べるため、安いバスや時間がちょうど良いバスなどさまざまに出てきます。自分にあったバスを探してみましょう。
わたしがいつも使うのは「バス比較なび」です。ここがバス比較サイトの中で一番情報が集まっている印象です。 - いつも使っている旅行予約サイト(楽天トラベル
やじゃらんnet
)で、1で調べた条件に似たバスを探す。
旅行予約サイトで、クーポンやポイントを使って安く予約できないか探してみましょう。一括比較サイトにはクーポンの割引後価格は表示されないため、思っていたより安い商品が見つかることがあります。
1で調べたバスよりも安いバスが見つかれば、ラッキーです。
自家用車・レンタカー

自家用車・レンタカーなどを運転して行く方法の長所と短所を考えてみましょう。今回想定するのは、出発して真っすぐTDRに向かい、そのまま、もしくは車中泊をして入園する、という方法です。
- 出発、到着時間の自由度が高いため、予定をたてやすい。
- プライベートな空間での移動のため、子どもがいる家族や会話を楽しみながら行きたい人には便利。
- 道中の自由度が高いので、高速道路のSAなどで食事などしながら行ける。
- 大人数で行けば安くなる。
- 荷物が多くても運べる。
- 長時間の運転が体力的にハード。
- 移動時間が長い
- 朝から入園しようとすると、夜通し運転もしくは車中泊になる。閉園間際まで遊びたい場合もしかり。
- 少人数だと交通費は高めになる。
小さい子どもがいる家族であれば、道中の自由度が高くプライベートな空間で移動できる車は良い選択しになりそうですね。
車を運転して行く方法は体力との勝負です。夜間の運転は居眠り運転につながりやすいですから注意が必要です。自己をしてしまってはせっかくのディズニーの思い出が台無しになってしまいます。
ミニバンなどを大人数で運転を交代しながら行く方法はオススメです。適度に運転を休みながらいけるので疲れにくいうえに、大人数で行くほど交通費を安く抑える効果がより大きくなります。

一回寝られたらねぇ…
一回ぐっすり寝てから入園したいなら、前日中に関東への移動を完了させてからホテルに泊まるという方法も考えられます。車移動の大きな短所である「疲れ」を軽減させられるため、相性が良い方法です。
その場合、TDR周辺のホテルに泊まるのはもちろん良いですが、わたしのオススメは西葛西~浦安あたりのビジネスホテルです。
東京都都心やTDR周辺は高いホテルが多めですが、西葛西~浦安あたりには安めのビジネスホテルが点在しています。ビュッフェスタイルの朝食を用意しているホテルも多く、入園前の腹ごしらえもしっかりできます。
ビジネスホテルの掲載が充実している楽天トラベルやじゃらんnet
で調べるのがオススメです。
東京メトロ東西線沿いのホテルは、ディズニーまで電車を使ったアクセスがしづらいのが難点ですが(路線バスはあります!)、車ならその問題も解決です。駐車場がないホテルもありますが、夜間一律価格のコインパーキングもたくさんありますのであまり心配する必要もありません。
飛行機(関西から)

関西の場合、飛行機を使うという選択肢も出てきます。その長所と短所を考えてみましょう。今回想定するのは、関西国際から成田空港に向かい、そのあとリムジンバスでTDRを目指す、という方法です。(価格的に新幹線と対抗しようとするとLCCを使うしかなく、関西国際空港から成田空港への便に限られます。)
- 移動時間が短め。
- (人によっては)特別感が出る。ディズニーに行く特別感に花を添えてくれる。
- マイルやポイントを貯められる。
- 交通費が高め。
- 予定が飛行機の便に依存してしまうため、計画をたてづらい。
飛行機を使った場合いくらぐらいになるか計算してみると、航空券を往復15,000円でとれたとしても、トータルは27,000円ほどになります。
所要時間は、飛行機と成田-TDRリムジンバスに乗っている時間だけでも2時間30分です。早めに空港に行くことや飛行機を降りてからバスに乗ることも考えると、3時間30分ぐらいはかかることになるでしょうか。
関空にアクセスしやすい方には候補にあがるかもしれませんが、多くの人にとっては新幹線を利用した方が良いでしょう。
まとめ:良い悪いではなく自分にあった方法で!
東海・関西からTDRに行くときのいろいろな交通手段について、長所短所とオススメの予約方法を紹介しました。
あなたが行くときにちょうど良さそうな方法は見つかりましたでしょうか。
どの手段が一概に良いとか悪いということはありません。それぞれのメリットとデメリットを自分の旅と照らし合わせて、ピッタリの交通手段を探してみましょう。

行きたい人
なんかこの記事見てたらディズニー行きたくなったわ~

行かない人
お得なプランとかもあるのね!来月行ってみようかな…
こんな方がひとりでも増えたら嬉しいです。Let’s ディズニー!!